物件検索でよく見るパターン

来る日も来る日も最低限の物件検索だけは続けています。
予算を絞って探しているので、なかなかいい物件は見つかりません。
これは、という物件でも、何かしら問題を抱えていそうなものばっかりです。
(まあ、問題があるから安い、というものなのでしょう)

物件検索をしていて、これは、と思ってよくよく検討してみて
「あぁ……」となるパターンがよくあります。
よくある残念パターンを紹介してみます。

1.不人気エリア

大体築年数が新しくて程度がよい、そして安い!という物件を見つけても、
「あ、このエリアね……」
と、がっくりして転進するパターンがよくあります。

要は、不人気エリアで、入居需要が見込めないエリア。
旧ニュータウンで、かつては都市部のベッドタウンとして栄えていたのかもしれませんが、
町が廃れてしまって、お店も職場も少なく、周りは古くなった住宅ばかり、
そんなエリアがあったりします。

賃貸市場が崩壊したエリアで有名なところで行くと、
大分の杵築市は典型ですね。
キャノンの工場が撤退して、工場勤務者の需要を見越して建てられたアパートが
ものすごい数余っていて、家賃が1万円未満とか、そういったレベルになっています。

それは極端だとしても、不動産は購入して10年、15年スパンで経営していくものですから、
目に見えて入居付けに苦戦しそうなエリアは、安くてもちょっと……という感じになりますね。

2.駐車場が確保できない

先週内覧した物件で、状態もよく値段も手ごろだったんですが、
駐車場分の敷地が無いということで、転進したものがありました。

先輩大家さんの事例を見ていると、例えば小さな庭があれば
そこを駐車場にしたり、近隣に貸し駐車場があれば
そこを確保するなど、創意工夫もできそうなのですが、
それすらも見込めない、となるとやはり地方都市戸建てでは厳しいです。

あとは坂の上に立っていて、坂を整地して家が建っている物件んで
車庫が小型車限定だったりすると、入居者も限られてしまいます。

なんとか、幅を拡張したり、近隣で見つけたりできれば価値は上がるのですが……
そういったところも含めて、掘り出し物を見つけるには根気と知恵が必要なのかなと思います。

まあ、身もふたもない話をすれば、不満のない物件が
安く売られてるはずはないんですよね。
エリア、立地、築年数、何かしら問題を抱えていて、
それを解決できる人が安く仕入れをすることができる。

今の自分は、とにかく場数と経験値を増やすことにフォーカスしなければなりませんね。

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